水の大切さ

水分摂取

皆さんも何度も聞かれていることだと思いますが、十分な水分を摂ることはとても重要です。

体内の水分が体重のたった2%分減るだけでも、有酸素系のパフォーマンスに悪影響があり、3%分の水分が減ると、筋力にも悪影響が出ることが確認されています。

水分補給できる飲み物

飲み物にもさまざまな種類がありますが、アルコール以外はすべて水分補給に使えます!

例えば、コーヒーは飲むとトイレが近くなるという人もいるかもしれません(僕もそうでした笑)、実際にはコーヒーから摂れる水分はカラダから出る水分よりも多くなります。

コーヒーの他にも、紅茶、牛乳、ジュース、ダイエット飲料など、アルコール以外のすべての飲み物は水分補給に使えます。

アルコールに限っては利尿作用が強く、摂れる水分量以上に水分を出してしまうことになるので、水分補給には使うことができません。

水分摂取量の決め方

実際に自分がどれだけの水分を摂ればいいのかということですが、水分摂取量の決め方には大きく分けて2つの方法があります。

・体重をベースに決める

自分がどのくらいの水分を摂ればいいのか数字で把握したいという場合には、体重kg×40mlの水分と考えるのが良い目安になります。

75kgの僕であれば、75kg×40ml=3000ml。つまり3リットルということになります。

・尿の色で決める

尿の色で水分摂取量を決める方法もあります。

喉が乾く感覚にしたがって水分を摂り、トイレに行ったときに尿の色を確認するという方法です。

図に示した色と自分の尿の色を比べてみてください。

このカラーチャートとは体内の水分量を推し量るのに有効だと科学的にも認められているものです↓

尿の色が1〜3であれば十分に水分が摂れている状態です。

逆に、7に示した色よりも濃いようであれば、水分補給が必要だと考えられます。

ただ、マルチビタミンのようなサプリメントを摂った場合は、その影響で尿の色が変わることがあるので注意してください!

水分摂取の方法でどちらがいいか迷うのなら、基本的には尿の色を見る方法がオススメです。

実際にどの程度水分を摂るのが良いかは、人によって大きく変わるもので、体重以外の要素も影響してきます。

例えば、同じ体重70kgの男性でも、北海道に住んでいて、あまり汗のかかない体質で、温度管理もしっかりした施設で短時間のトレーニングを週3回行う人と、沖縄に住んでいて、とても汗っかきの体質で、空調も十分に効いていない場所で週5回トレーニングに週3回の有酸素運動を行う人では、必要な水分量は大きく違ってきます。

このように、体重以外の要素も影響してくるので、尿の色を見て水分量を調節する方法のほうがうまくいく人が多いと考えられます。

水の働き

それでは水は体の中でどのような働きをしているのか見ていきましょう。

①体の中の運搬作業

血液に乗って食べた物の栄養素や酸素にホルモンまで各組織に運搬してくれています。

②老廃物の排泄

水を飲んでデトックスと聞いたことがあるかもしれませんがその通りで、血液を通して腎臓で尿が作られたり、腸で食物繊維とくっついて便の排泄を促してくれます。

③体温調節機能

暑いときは汗をかいて体の温度を下げてくれます。簡単にあげるとこのような働きが水にはあるのです。

ですから水をしっかり摂っている人のほうが、カラダの隅々まで栄養が行き渡り、またカラダの中の要らない老廃物を外に出してくれるので、若々しく・アンチエイジングをしているのです。

水が足りないと、どうなる?

反対に充分な水が足りていないとカラダの中はどうなってしまうのでしょうか?

水分は胃や腸から吸収され、血液の1部になって全身の細胞に栄養と一緒に届けられます。

水分量が少なくなると、血液がドロドロになり、血流が悪くなり、細胞への栄養や水分が足りなくなります。

すると細胞がうまく機能しなくなり、細胞でできているこのカラダも不調になります。

また血液がドロドロなので血栓ができ、脳梗塞・心筋梗塞になるリスクが上がる可能性があるのです。

と、ここまで見て頂いた皆さんは水分摂取の大切さをひしひしと感じていただけた事かと思います。

喉が渇いた時には、カラダの中の水分は1%不足しているといいます。

カラダの中の1%ですから結構な量です。

なので皆さんは喉が渇く前に、こまめに水分を摂取して上記のような水の素晴らしい働きの恩恵を存分に受けていただけたらなと思います(^^)♪

水の働き②

他にも1日に1.5リットルずつ水の摂取を増やすと、消費カロリーが50kcal増えます

これを1年続ければ50×365=18250kcalになります。

皆さん脂肪1kg落とすのに必要なカロリー覚えてますか?

そう!7200kcalですね!!

18250÷7200=約2.5kg分の脂肪を消費する計算になるのです。びっくりですよね!

今日の記事を読んで勉強していただいた方はそうでない方に比べてこれからこんなにも差がついていきます。

なのえ、ぜひ明日から、いや今日から【水を飲む習慣】を取り入れていただけたらなと思います☆

最後に

高齢者の方は感覚機能の衰えにより、喉の渇きを感じにくいので、ご家族の方がこまめに声掛けと、水分を用意してあげるの忘れないで下さい。

また、炭酸水は血行促進や消化不良の改善効果があります。

空腹時に飲むと食欲増進効果もあるので飲むタイミングに注意して飲んでいただけたら、健康への手助けにもなると思います。

以上が水の大切さになります。

これを読んで行動すれば必ず健康に近付きます。これからも一緒に学んで、一緒に行動していきましょう。

それでは本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

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